2001 年度「日本液晶学会サマースクール」開催案内

(会期:9月3~5日)

液晶学会サマースクール(SS2001)のご案内

主催
日本液晶学会
  1. 開催趣旨
    液晶科学の基礎(液晶物理・化学の基礎から液晶ディスプレイ応用まで)を系統的に学ぶ機会を設けること、および参加者相互の親睦を深めることを目的としてサマースクールを開催する。
  2. 2001年日本液晶学会サマースクール開催案内
    日本液晶学会では次代の液晶研究と液晶産業を担う大学及び企業の若手研究者を対象とするサマースクールを下記の要領で開催いたします.サマースクールは、講演会とは異なり、液晶について「基礎」から「応用」までを集中して勉強するだけではなく、参加者と講師の先生方との世代と分野を越えた交流の場として、毎年好評を博しております。本年はとうとう本州を離れ、千歳科学技術大学および支笏湖畔にてのんびりと北海道の大自然を満喫しながら、膝を交えて懇談が出来るようなサマースクールを企画いたしました。講義については、大学卒業程度の知識をもってすれば理解できることを心がけ、まさに大学で講義を受けているかのような内容、実際の実験・研究において即座に役立つような、より具体的な内容を用意する予定でおります。質問時間・休憩は講義の中間に挿みながらじっくりと学んで戴くことができるようなプログラムとしたつもりでおります。また初日には「世界のホトニクスバレー」を目指す千歳においてその構想を拝聴し、新たな液晶工場建設予定地見学も考えております。ポスターセッションについても、これまでのサマースクール同様、従来の研究成果発表という形にとらわれず「○○について教えてくれませんか?」というような質問ポスターや、学会討論会の練習を意識した発表など、自由なディスカッションの場として気軽に行っていただけるよう計画しております。遠方の為の旅費負担も考慮し、航空チケットの特別割引サービスも交渉中です(羽田―千歳間、数に限り有)。皆様の奮ってのご参加をお待ちいたしております。
  3. 会期/会場
    会期:2001 年9月3日 (月) ~9月5日 (水)  … 2泊3日
    会場:千歳科学技術大学 および?支笏湖畔国民休暇村
    〒066-8655 千歳市美々758-65 Tel
    Tel:0123-27-6001
    千歳科学技術大学キャンパスマップ
  4. プログラム (敬称略)1日目(9月3日)
    12:30~ 受付開始
    13:30~13:40 開校式 (千歳科学技術大)雀部博之 実行委員長
    13:40~14:10 講演:千歳地区&千歳科学技術大学紹介 (千歳科学技術大)緒方直哉 学長
    14:20~15:10 講演:ディスプレイデバイスの将来性について (セイコーエプソン)赤羽 正雄
    15:20~16:20 講演:液晶研究における分光測定の基礎 (名古屋市大)片山詔久
    16:20~17:30 キャンパス散策(工場建設地見学)
    17:30~18:30 支笏湖畔国民休暇村移動~チェックイン
    18:30~ バンケット(交流会)

    2日目(9月4日)(於:支笏湖畔国民休暇村)

    7:30~ 朝食
    9:00~11:00 講義:液晶の化学 (弘前大)吉沢篤 (途中10分休憩)
    11:10~12:10 講演:液晶場における電子伝導の基礎 (東工大)半那純一
    12:10~13:20 昼食
    13:30~15:30 講演:液晶の物理 (東工大)高西陽一 (途中10分休憩)
    15:30~18:30 液晶懇談会 
    18:30~ 夕食 
    20:20~22:30 ポスターセッション・質問コーナー

    3日目(9月5日)(於:支笏湖畔国民休暇村)

    7:30~ 朝食
    8:30~10:30 講義:液晶ディスプレイ入門 (シャープ)宮地弘一 (途中10分休憩)
    10:40~11:40 講演:液晶研究における誘電測定の基礎 (東大)木村康之
    11:50~12:50 講演:液晶研究における誘電測定の応用 (メルク)澤田 温
    13:00~15:00 閉校式+Farewell Party
  5. 参加費
    液晶学会会員 非会員
    一般 40,000 円 50,000 円
    学生 10,000 円 15,000 円
    ※ いずれも、宿泊費(2泊5食)、講義要旨集、懇親会費などを含む。
    ※ Farewell Partyは自由参加、別途料金
  6. ポスター講演募集
    ポスター発表を募集します. 参加者の皆さんには是非全員に発表していただきたいと思います。発表内容については、研究成果発表だけではなく、『このような問題で困っています』というような質問ポスターや研究途中の報告も大歓迎です。この場で経験を積み、秋の液晶学会討論会では虹彩賞(日本液晶学会討論会ポスター賞)を目指してはいかがでしょうか。
  7. 問い合わせ先
    〒152-8552 東京都目黒区大岡山2-12-1
    東京工業大学大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻  高西 陽一
    電話:03-5734-2773
    FAX:03-5734-2876
    E-mail:?mailto:ss01reg@penguin.op.titech.ac.jp
    最新情報はこのホームページ(http://www.jlcs.ne.jp/SS/index.html)に随時掲載いたします。
  8. 実行委員

    委員長:雀部博之(千歳科学技術大学)
    委 員:角田 敦(千歳科学技術大学)
    堀之内英(千歳科学技術大学)
    佐々木智(千歳科学技術大学)
    近藤克己(日立製作所)
    高西陽一(東京工業大学)
    木村宗弘(長岡技術科学大学)
    内藤裕義(大阪府立大学)