日本液晶学会表彰規定

⼀般社団法人日本液晶学会 表彰規定

(総則)

第1条 本規定は,本学会が会員を対象として行う表彰に係わる事項について定める。
第2条 本規定は,液晶に関する科学および技術の基礎的研究およびその実際的応用において顕著な業績を挙げたものに対し賞を授与し,その功績を称えることを目的とする。

(表彰の種類)

第3条 表彰は原則として次のものとする。各賞の受賞対象,条件などは付-1に定める。

1) 功績賞
2) 業績賞
3) 岡野・小林・内田賞
4) 奨励賞
5) 論文賞(A部門),(B部門),(C部門)
6) 著作賞

(受賞者の条件)

第4条 受賞者は,表彰の時点において原則として本学会会員であるものとする。

(表彰の方法)

第5条 表彰は原則毎年日本液晶学会総会において,表彰時点における日本液晶学会会長名により行う。
2 功績賞、業績賞、岡野・小林・内田賞並びに奨励賞受賞者には賞状と賞牌を授与する。また、論文賞および著作賞受賞者には賞状を授与する。
3 受賞者については,受賞者名,写真,受賞内容を日本液晶学会誌に掲載する。

(受賞者の選定)

第6条 受賞者は,日本液晶学会正会員,名誉会員,シニア会員または賛助会員の推薦した受賞候補者の中から選定する。
2 第3条に定める受賞者の選定のために年度毎に表彰委員会を置く。
3 受賞候補者の推薦は次の事項が記載された書面を表彰委員会委員長宛として事務局に送付する。電子メールによる送付も可とする。
(イ) 賞の種類
論文賞(A部門)にあっては
当該分野名((a)基礎,物性,機能 (b)材料,生体関係 (c)デバイス,応用)
(ロ) 受賞候補者の氏名,勤務先,職名,奨励賞候補者にあってはさらに生年月日
(ハ) 推薦者の氏名,会員種別,会員番号,勤務先,職名
(ニ) 受賞候補者の推薦理由(200字~500字) (共同研究の場合にはその研究に対する貢献度)
(ホ) 功績賞、業績賞および岡野・小林・内田賞にあっては,(ニ)に加えて代表的論文等と業績の概要(A4用紙1枚程度)
(ヘ) 奨励賞にあっては,(ニ)に加えて論文リストと業績の概要
※各賞のフォームは下記よりダウンロード可能です。(2021年12月20日改訂)
  功績賞icon_docx  業績賞icon_docx  岡野・小林・内田賞icon_docx  奨励賞icon_docx  論文賞(A)(B)(C)・著作賞icon_docx
4 受賞候補者の募集は日本液晶学会誌等にて行う。
5 推薦された受賞候補者の中から、表彰委員会が受賞者を選定し、理事会において受賞者を決定する。

(表彰に係わる費用の原資)

第7条 表彰状,賞牌等表彰に係わる費用については,本学会一般会計および表彰資金に充てる目的で新たに寄付があった場合当該寄付金をこれに充てる。
2 表彰の際には寄付金名の一覧表を賞状に添える(金額の記載は除く)。
3 表彰資金に充てる目的で新たに寄付があった場合の取扱については,理事会の議を経てこれを決定する。

附則

1. 平成24年4月7日,理事会において承認制定
2. 平成25年12月3日,理事会において改定を承認制定
3. 平成28年10月29日,理事会において改定を承認制定
4. 平成29年4月15日,理事会において改定を承認制定
5. 平成30年8月4日,理事会において改定を承認制定
6. 令和2年8月1日,理事会において改定を承認制定
7. 令和3年8月21日,理事会において改定を承認制定
8. 令和3年12月14日、理事会において改定を承認制定
9. 令和4年8月20日、理事会において改定を承認制定
10. 令和4年10月29日、理事会において改定を承認制定
11. 令和5年4月15日、理事会において改定を承認制定
付-1 日本液晶学会賞受賞対象,条件および受賞件数
賞の種類 受賞対象および条件 受賞件数
功績賞 日本液晶学会の発展に指導的な役割を果たすとともに,液晶に関する科学および技術の基礎的研究およびその実際的応用に対し特に顕著な貢献をした者。 2件以内
業績賞 液晶に関する科学および技術の基礎的研究において特に優れた業績を挙げ,学術あるいは産業の発展に貢献した者。 2件以内
岡野・小林・内田賞 液晶に関する新しい研究領域または応用領域の創出に貢献した学術的または技術的に優れた成果(1件について5名以内を原則とする)。 1件以内
論文賞
A部門)
B部門)
C部門)
A部門)日本液晶学会討論会や他の液晶関連学会および学術雑誌等において発表された優秀な原著論文の著者。
B部門)日本液晶学会誌に掲載された優秀な学術記事の著者。
C部門)液晶関連学会および学術雑誌、および書籍等において発表された優秀なレビュー、総説等(ただし、日本液晶学会誌に掲載されたものは除く)の著者。
(原則として表彰の対象論文は,表彰時点の前々年1月1日から前年12月31日の2年間に発表されたものとする。なお、発表にはオンライン等によるものも含む。)
A部門3件以内
B部門1件以内
C部門1件以内
奨励賞 液晶に関する科学および技術の基礎的研究およびその実際的応用において優秀な研究業績を挙げ,進歩の著しい者で,年齢が受賞年の12月31日の時点において満40歳に達しない者。 3件以内
著作賞 液晶に関する科学および技術の基礎的研究およびその実際的応用に関する優秀な著書の著者,訳者または編者(原則として表彰対象著書は受賞時点から遡り5年以内に刊行されたものであり,かつ単独あるいは少人数により著作,翻訳または編集された私的な著作物に限る)。 1件以内

注1. 過去における受賞者は,同一種類の賞(論文賞に限ってはA部門,B部門,C部門をそれぞれ別の賞とみなす。)については受賞年度を含めて原則として3年以内に再受賞することができない(Y年に受賞した受賞者は(Y+3)年までの3年間は再受賞することはできない)。ただし,3年以内に受賞歴があった場合でも,しかるべき理由がある場合には,その旨を記載の上推薦することができる。

注2. 論文賞(A部門)にあっては,原則として各研究分野毎にそれぞれ1件以内とする。

注3.岡野・小林・内田賞は成果を対象とし、当該賞は以前存在した業績賞(応用部門)および技術開発賞と同一種類の賞とはみなさない。


日本液晶学会学会賞英語表記

功績賞:The JLCS Award for Distinguished Achievement and Contributions
業績賞:The JLCS Award for Outstanding Achievement
岡野・小林・内田賞:Okano-Kobayashi-Uchida Award
論文賞:The JLCS Best Paper Award
奨励賞:The JLCS Young Researcher’s Award
著作賞:The JLCS Excellent Book Award
虹彩賞:The JLCS Kousai Poster Award
若葉賞:The JLCS Student Poster Award
(令和3年12月14日 理事会制定)

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