学会誌「液晶」2024年4月号(28巻2号)発行のご案内

本誌は、年4回発行される日本液晶学会誌であり、巻頭言、総説、解説、講座、
研究現場最前線、液晶―先輩から後輩へ―、若手研究者の紹介など、液晶研究の
発展を促す質の高い学術記事ならびに会員相互の情報交換、会員への情報ソース
として充実した内容を引き続き提供していきます。

今号では、「フッ素原子の魅力~分子集合の駆動力として,機能性材料として~」
と題して解説記事をお願い致しました。PFASなど、フッ素関連ではネガティブな
ニュースが流れる昨今ですが、フッ素原子の魅力を再確認していただければ幸い
です。
また、新しい試みとして、今号では液晶学会討論会が行われる富山県の特集記
事を組みました。ご注目ください。

今号の目次は下記のとおりです。

電子ジャーナルは日本液晶学会Webから、お知らせ・刊行物
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日本液晶学会誌 液晶 2024年4月号,Vol.28 No.2 目次抜粋

巻頭言
・液晶の魅力と液晶研究
 そして新たな液晶デバイスの創生へ
   東京理科大学理学部第二部化学科・教授 佐々木健夫

解説
・フッ素化炭素環をメソゲンに有する三環性化合物の合成と液晶特性評価
   京都工芸繊維大学分子化学系・教授 今野 勉
   京都工芸繊維大学分子化学系・准教授 山田重之
   京都工芸繊維大学分子化学系・助教 安井基博

・室温で自発的に自己修復するフッ素エラストマー
   岐阜大学工学部化学・生命工学科・教授 三輪洋平
   岐阜大学工学部化学・生命工学科・准教授 宇田川太郎
   岐阜大学工学部化学・生命工学科・教授 沓水祥一

・フッ素を活用したπホール分子の設計と結晶を用いた分子認識挙動
   芝浦工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻・教授 堀 顕子
   芝浦工業大学大学院理工学研究科応用化学専攻・修士課程2年 川﨑矩史

・フルオロアルキル-アルキル交互型ポリマーの合成とその展開
   お茶の水女子大学基幹研究院・教授 矢島知子

講座
・磁気光学Kerr効果による超短パルスレーザー照射下での磁性体の観測
   兵庫県立大学大学院理学研究科・教授 和達大樹
   兵庫県立大学大学院理学研究科・博士課程2年 高橋龍之介

研究現場最前線
・東京大学実験統計力学研究室(竹内研究室)
 ―研究室紹介から見る液晶科学の拡がり―
   東京大学大学院理学系研究科物理学専攻・准教授 竹内一将

若手研究者の紹介
・液晶研究を始めて
   立教大学理学部化学科・助教 石﨑裕也

・在るべくところにおさまる
   東レ株式会社化成品研究所・研究員 向井孝次

学会・会議報告
・ディスプレイ国際ワークショップ(IDW’23)報告
   秋田県立大学・准教授 本間道則

学会記事

2024年4月25日
日本液晶学会 編集委員会

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発信者:日本液晶学会誌編集事務局 ([at]を@に変えてください。)