2016年　日本液晶学会　液晶化学・材料研究フォーラム講演会
「液晶と熱伝導」開催のお知らせ
【更新情報】講演が増え、さらに充実した内容になっています。お申込みはお早めに。
【趣旨】近年、熱をマネージメントする材料の重要性が高まっています。例えば、熱を通さない材料（断熱材料）は、住宅やビルの冷暖房にかかるコストとエネルギーの削減に貢献しています。一方、熱をよく通す材料（放熱材料）は、パソコンやLEDなどの電子機器の小型化・高性能化に貢献しています。さらに、熱を蓄える材料（蓄熱材料）は、製造や輸送における未利用熱を利用した熱エネルギーの貯蔵に貢献しています。これらの熱マネージメント材料の中で、放熱材料の性能向上に、液晶の特性が重要な役割を担っています。
　今回のフォーラム講演会は、「液晶と熱伝導」と題し、液晶の特性を利用した放熱材料の開発に携わっている先生にご講演いただくことで、液晶の本質を見つめ直し、新たな材料開発のヒントを得る場になればと考えています。また、熱を通す・通さないの指標である熱伝導率の評価方法についてもご講演いただき、材料開発を加速するための情報を得る機会にしたいと思います。
【日時】2016年6月16日（木）13:00－17:00（受付開始12:30）
【場所】産業技術総合研究所つくば中央（つくば市東1-1-1）共用講堂　中会議室
【講演会HP】https://staff.aist.go.jp/takahiro.yamamoto/sympo16.htm
******************************************************************
【講演（講師50音順）】
　「フラッシュ法による熱伝導率測定の基礎から、測定法の四十八手まで」
　　　篠田嘉雄 先生（ネッチ・ジャパン株式会社）
　「メソゲンエポキシ樹脂と熱伝導」
　　　竹澤由高 先生（日立化成株式会社筑波総合研究所）
　「高分子スメクチック液晶の構造と熱伝導」
　　　戸木田雅 利先生（東京工業大学物質理工学院）
　「温度波法による液晶の相転移と熱拡散率・熱伝導率・熱浸透率の異方性」
　　　森川淳子 先生（東京工業大学 物質理工学院）
******************************************************************
【講演会参加費（当日徴収）】
（一般）
　正会員　：2,000円
　非会員　：5,000円
（学生）
　会員・非会員とも無料（予稿集を希望される場合 500 円）
※『賛助会員』は、一口につき５名まで正会員の参加費にて参加していただけます。
なお、『賛助会員』の一覧は、下記でご覧いただけます。
https://jlcs.jp/about/overview/CorporateMembers
※協賛学会員は正会員の参加費、協賛学会員の学生は学生会員の参加費にて参加していただけます。
※日本液晶学会会員の参加費は不課税、非会員・協賛学会員の参加費は消費税込です。
【懇親会】
講演会終了後に、懇親会を開催する予定です。こちらも奮ってご参加下さい（会費：5,000円程度（一般・学生ともに））
【申込方法】 以下の項目について、講演会事務局宛（takahiro.yamamoto@aist.go.jp）にメール（※件名を参加申込（液晶と熱伝導）としてください）にてお申込みください。
――――――――メール件名：参加申込（液晶と熱伝導）―――――――
氏名：
所属：
参加種別：正会員／賛助会員／非会員／学生
要旨集（学生の場合）：要／不要
懇親会：出席／欠席
―――――――――――――――――――――――――――――――――
※申込期限：2016年6月2日（木）
【講演会事務局】
　液晶化学・材料研究フォーラム幹事
　山本貴広（takahiro.yamamoto@aist.go.jp）
　国立研究開発法人　産業技術総合研究所
　機能化学研究部門　スマート材料グループ
===============
JLCS-Information https://jlcs.jp/information/jlcs-information
発信者：山本貴広