2000 年度「日本液晶学会サマースクール」参加者アンケート


このページでは、SS2K参加者アンケートの結果を掲載いたします。アンケートを見てみると、参加者の皆様の声が聞こえてきました。多くの「参加して良かった」という声の中からも、重要な改善点も見えてきます。アンケートに寄せられた皆様の声を生かし、来年はもっと素晴らしいサマースクールとなることを希望しています。今からでも遅くないので、ご希望などをお寄せください。
  1. 最終参加者について
    最終的な参加者は以上のような結果でした。(賛助会員としての参加者も一般液晶学会会員の人数に含めています。)

    一般液晶学会会員 一般非会員 学生会員 学生非会員 講師・当日運営スタッフ
    47 9 24 1 12

    諸般の理由から不正確ではありますが、一般参加者47名のうち1/3が液晶学会員です。また、SS2K当日入会者(社会人で6名)いることも注目です。ということは、SSの参加者個人の多く非会員だということです。これは、今後サマースクールを企画する上で、参加対象をしっかりと考えなければならないと思います。
    今回のアンケートでは年齢を聞いてはおりませんが、雰囲気として参加者の平均年齢は数年前よりも5歳くらい下がっている傾向が感じられます。

  2. アンケート回答者について
    以下のアンケートは、参加者のうち、76名からご回答頂きました。

    一般液晶学会会員 一般非会員 学生会員 学生非会員 賛助会員
    16 20 22 1 17

    ここで、上の参加者別と比べて「非会員」と答えている人が圧倒的に多いのは、賛助会員枠で参加している人が、自分個人は「非会員」であるため、ここに丸をつけてしまったものと思います。お含みおき下さい。この辺は、無記名アンケートの限界だと思います。

  3. SS参加費について
    企画運営の参考までに、参加費についてお聞かせ頂きました。

    参加費を自分で出した 会社(大学)に出してもらった
    22 54

    ここで注目は、一般参加者の全員が参加費(部分費用の人も含む)を所属団体に出して頂いて参加しているということです。これはいろいろな意味で予想していませんでした。交通費についても結果は同様でした。
    自費参加者が参加しやすいようにと、昨年に比べて参加費の大幅ダウンを図りましたが、この後のアンケート結果(SSの改善点)にみられるように、参加費ダウンによる「切り詰め」は決して受けなかったようにも思えます。ところが、学生の参加者で見ると・・・・・

    参加費を自分で出した 会社(大学)に出してもらった
    20 3

    という結果です。
    今後の運営や参加費設定にもまだまだ課題があるようにも思いました。
    この受講費についての感想を伺ってみると

    高い ちょっと高い 妥当 安い
    2 10 49 14

    という結果でした。

    [+] 受講費に寄せられた感想と実委のコメント
  4. 交通費について
    今回は妙高・池の平高原で行いましたが、会場までの交通費について伺いました。

    交通費が高い ちょっと高い 妥当 安い
    7 21 48 0

    会場まで新幹線で来なければならず、やはり遠かったのでしょうか・・・・。(ちょっと)高いと回答された人の中で、自費で参加している学生は3割ぐらいです。きっと出張旅費の請求が大変ということと、旅費を自費で参加するとなるとこれもなお大変ということでしょうか・・・・・(汗)。
    今回は小旅行を楽しんで頂くという感じで妙高に設定致しましたが、参加者の2/3の方が「妥当」と評価して頂いたことには元気付けられました。SS終了後に近くに別の宿を取られた人もいらっしゃったようですし、東京を離れるのもたまにはよいということだと思いました。

  5. 講演について
    ご講演頂きました講師の先生本当に有難う御座いました。お忙しい中詳しいテキストを作成頂き感謝申し上げます。
    このアンケートでは、参加者から見て「良かった講演」を2つずつ挙げて頂きました。人気のあったのは

    液晶の化学 液晶トライボロジー 液晶の光学
    40 28 18

    という結果でした。

    [+] 講演全体に寄せられた感想(結構辛口です。)
  6. SS2K全般について
    このアンケートでは、SS2Kで良かったところを5つずつ挙げて頂きました。この部分を記述式にするとこれまでの反省から、まず書いてもらえないと思ったので、やや手前味噌になってしまいました。
    質問項目の[+]のところをクリックして頂きますと、お寄せいただいた詳しいコメントがお読み頂けます。
    参加費[+] : 12
    Webでの案内 : 13
    オンライン登録 : 23
    メーリングリストでの情報[+] : 34
    請求書等の発行 : 4
    予稿集[+] : 19
    開催地(池の平)[+] : 19
    ホテル施設[+] : 1
    送迎バス : 5
    開催が8月下旬だった事[+] : 3
    地ビール飲み放題企画[+] : 26
    蟹食べ放題企画[+] : 5
    朝食 :2
    温泉[+] : 25
    講演プログラム[+] : 21
    講師 : 13
    液晶懇談会[+] : 15
    部屋割り[+] : 18
    部屋分煙食 :3
    書籍頒布 :2
    講師の部屋での夜の懇親[+] : 10
    口演会場[+] : 3
    ポスターセッション[+] : 25

    という結果でした。メーリングリスト(ML)、地ビール、温泉、ポスターセッションという順番でした。
    MLは、SS2Kのフランクな雰囲気を作っておきたいという気持ちから開始したもので、概ね好評だったと思います。また、更に地ビールで和んで頂いて、部屋割りの工夫と、アトホームな雰囲気の中で、液晶分野の中の異分野の人や学生・企業人・講師との交流も楽しんで頂けたものと思います。

    SS全体に寄せられたその他の感想[+]
  7. SS参加について
    多くの方に喜んで頂いたサマースクールですが、また参加してみたい会合であったかお聞きしました。
    また次回も参加してみたいと思いますか?

    はい いいえ
    62 13

    「いいえ」の方の中には、来年は関西方面という話もあって、距離的問題で参加を躊躇されている人や、来年の今ごろはもう液晶初心者ではなくなっているということもあるのでしょう。そこで次の質問は、・・・・
    SSを知人に勧めてみようと思いますか?

    はい いいえ
    72 4

    という結果でした。今回のSSは殆どの方にご満足いただけたのではないかと思います。来年の会場は決まっておりませんが、是非もう一度お会いできますことを楽しみに致しております。また、次回には友人・同僚・後輩と一緒に参加してください。更に素晴らしいSSになるよう、次期幹事の奮闘を祈っております。