2017年日本液晶学会討論会・液晶交流会 案内

主催: 一般社団法人 日本液晶学会、国立大学法人 弘前大学 理工学部
協賛: 映像情報メディア学会、SID日本支部、応用物理学会、光化学協会、高分子学会、電気学会、電子情報通信学会、日本化学会、日本物理学会、日本油化学会、有機合成化学協会
日時:(交流会) 2017年9月12日(火) (討論会) 2017年9月13日(水)-15日(金)
場所:弘前大学 文京町キャンパス (〒036-8561 青森県弘前市文京町3番地)
現地実行委員長:吉澤 篤 (弘前大学)


お陰様で本年の日本液晶学会討論会を成功裡に終えることができました。
ご協力をいただきました方々および当日参加いただきました皆様には、心より御礼申し上げます。
今後とも日本液晶学会の発展に向けて、益々のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。
開催報告のページ

2017年日本液晶学会討論会・液晶交流会のお知らせ

 2017年日本液晶学会討論会が9月13日(水)から15日(金)まで、弘前大学 文京町キャンパスにて開催されます。会員の皆様には、一般講演、ポスターセッションへ奮ってご発表いただきますよう、ご案内申し上げます。本年より、虹彩賞に加えて、修士課程以下に在籍中の学生を対象とした若葉賞(学生ポスター発表賞)を新たに設けました。
 討論会前日の9月12日(火)に、同会場で今年度も液晶交流会を開催致します。今年度は、液晶若手交流会とのコラボレーションで行います。若手研究者による最先端の研究について自由闊達な議論ができるシンポジウムを企画しています。液晶研究の見識を深めるだけではなく、共同研究などを行うためのネットワーク作りの場にもなります。若手研究者の方々はもちろんのこと、大学院生、学部生や自称若手の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。


 以下、重要な日程の、ご案内になります。

◆研究発表申込  5月 1日(月)~ 5月26日(金)15時
◆予稿原稿入稿  6月16日(金)~ 7月 7日(金)
◆事前参加登録(事前料金) 6月19日(月)~ 7月21日(金)*液晶交流会も含む
◆事前参加登録(当日料金) 7月24日(月)~ 8月16日(水)*液晶交流会も含む

◆交流会開催日  9月12日(火)
◆討論会開催日  9月13日(水)~ 9月15日(金)


1)発表申込について

発表申込期間: 2017年5月1日(月)~5月26日(金)15時
発表申込方法: 年日本液晶学会討論会ホームページよりリンクされた下記の発表登録システムを通じてお申込ください。
発表形式: 口頭・ポスター・どちらでもよい、の3種類の中から投稿時に選択してください。口頭発表は1件あたり20分(質疑含む)を予定しております。なお、4/1現在30歳未満の登壇者のポスター発表虹彩賞の申請資格がございます(過去の受賞者はご遠慮ください)。また、虹彩賞申請資格者のうち、修士課程以下に在籍中の学生は新設された若葉賞への同時申請が可能です。なお、虹彩賞と新設される賞のいずれも、発表時に液晶学会会員の方が対象です。若手の方の積極的なお申込をお待ちしております。

発表登録フォームへのリンクは終了しました(締切:5月26日15時)


2)予稿入稿について

予稿入稿期間: 年6月16日(金)~7月7日(金)
予稿入稿方法: 2017年日本液晶学会討論会ホームページよりリンクされた下記の予稿入稿システムを通じてお申込ください。発表登録受付番号と入稿用パスワードが必要です。
執筆要項: 以下の執筆要領・雛形ファイルをご確認ください。
執筆要領・雛形(MS-Word)
執筆要領・雛形(PDF)
※予稿集(CD)およびプログラム(冊子)の発行予定日は平成29年8月10日(木)です。

予稿入稿フォームへのリンクは終了しました(締切:7月7日)


3)参加費および参加登録について

事前登録期間(事前料金): 2017年6月19日(月)~7月21日(金)
事前登録期間(当日料金): 2017年7月24日(月)~8月16日(水)
※発表者および参加者は出来るだけ事前登録をお願い致します。
※2017年8月16日(水)までにWEB申込みと参加費のお振込みをいただいた方には、予稿CD・名札等を討論会前週までにお手元に届くように送付致します。登録情報の配送先に町名番地が記載されていない場合、予稿CD等の配達ができないことがありますのでお気を付けください。当日は会場受付で名札ケースとの受け取りと、宿泊アンケートへのご回答をお願いします。
※領収書は交流会参加費、討論会参加費、懇親会参加費、追加予稿CD-ROM費と項目を分けての発行となります。
※日本液晶学会賛助会員にご所属の方は液晶学会正会員と同じ扱い(参加費)になります。賛助会員一覧は、こちらからご覧いただけます。
※協賛していただいている以下の学会の会員の方と共催の国立大学法人弘前大学理工学部にご所属の方は液晶学会正会員と同じ扱い(参加費)になります。協賛学会の学生会員および弘前大学理工学部所属の学生も、液晶学会の学生会員と同じ参加費になります。
映像情報メディア学会、SID日本支部、応用物理学会、光化学協会、高分子学会、電気学会、電子情報通信学会、日本化学会、日本物理学会、日本油化学会、有機合成化学協会
討論会参加費(予稿CD-ROM 1枚を含む)
一般  学生
会員事前(6/19-7/21)  8,000円  会員事前(6/19-7/21) 4,000円
会員当日  10,000円  会員当日 5,000円
非会員事前(6/19-7/21)  17,000円  非会員事前(6/19-7/21) 7,000円
非会員当日  19,000円  非会員当日 8,000円
【討論会予稿CD追加購入】事前、当日とも1枚につき3,000円
※日本液晶学会員は不課税、非会員・協賛学会員は消費税込
※予稿CDのみの販売はいたしません
【液晶学会年会費】正会員 9,000円/年、学生会員 3,000円/年 入会申込
懇親会参加費
一般  学生
会員事前(6/19-7/21)  5,000円  会員事前(6/19-7/21) 2,000円
会員当日  6,000円  会員当日 3,000円
非会員事前(6/19-7/21)  5,000円  非会員事前(6/19-7/21) 2,000円
非会員当日  6,000円  非会員当日 3,000円
※懇親会費は全て消費税込

液晶交流会参加費
一般  学生
事前登録(6/19-7/21)  1,000円  事前登録(6/19-7/21) 1,000円
当日登録  1,000円  当日登録 1,000円
※日本液晶学会員は不課税、非会員・協賛学会員は消費税込

事前参加登録システム(事前料金)へのリンクは終了しました.

事前参加登録システム(当日料金)へのリンクは終了しました.

討論会当日、受付にて参加登録を行ってください。
※事前参加登録をされなかった方は、会場受付にて当日申込書にご記入の上お申し込みください。混雑緩和のため、予め用紙を印刷して記入ご持参いただけましたら幸いです。当日会場でのお支払に当たっては、なるべくお釣りのないようご協力をお願いします。

討論会当日、受付にて宿泊アンケートにご協力いただき、名札ケースを受け取ってください。
 ※本討論会は(公社)青森県観光連盟に会議助成金を申請しております。宿泊確認のため、再度、宿泊日数調査に御協力をお願い致します。


4)液晶交流会について

 討論会前日の9月12日(火)に、同会場で今年度も液晶交流会を開催致します。今年度は、液晶若手交流会(https://sites.google.com/view/lcwakate/)とのコラボレーションで行います。液晶およびその関連分野の、大学そして企業の若手研究者の講師陣をお招きして,最先端の研究について自由闊達な議論ができるシンポジウムを企画しました。講演途中での質問もOKを頂いていますので、熱い議論をしましょう!若手研究者の方々はもちろんのこと、大学院生、学部生や自称若手の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。
日 時 : 9月12日(火)13:30~19:00(※受付開始13時~)
場 所 : 弘前大学 文京町キャンパス 総合教育棟4F 406
参加費 : 1,000円 ※一般・学生共通
参加申込方法: 交流会当日、受付にて参加費をお支払いください。
講演プログラム
13:30-13:35 開会の辞
13:35-14:15 招待講演1 佐々木 裕司 先生、北海道大
  「イオンのダイナミクスがもたらす液晶材料の新機能」
14:15-14:55 招待講演2 藤田 修二 先生、SONY(株)
  「AROMASTIC~嗅覚を利用する新しいライフスタイル提案~」
14:55-15:10 休憩 
15:10-15:50 招待講演3 宮埼 牧人 先生、早稲田大
  「構成的アプローチによる細胞骨格の自己組織化メカニズムの解明」
15:50-16:30 ショートプレゼンテーション
16:30-17:10 招待講演4 大石 正樹 先生、シチズンファインデバイス(株)
  「強誘電性マイクロディスプレイとその応用性」
17:10-17:25 休憩 
17:25-18:05 招待講演5 長田 裕也 先生、京都大
  「高分子主鎖のキラリティスイッチングに基づいた新規機能性材料の創出」
18:05-18:45 招待講演6 柳 至 先生、(株)日立製作所 
  「DNA直接解読に向けたナノポアセンサ技術」
18:45-18:55 会長講演 加藤 隆史 先生、東京大 
  「若手会員に向けた激励メッセージ」
18:55-19:00 閉会の辞
参加される皆様が研究内容を理解しあうために、ショートプレゼンテーションの場を準備いたしました。液晶学会での口頭発表やポスター発表の宣伝の場としてもご活用下さい。(発表時間は2、3分程度で、スライド2枚程度を想定しております。また、希望者の数により変動する可能性がございます。)発表希望の方は、参加申し込みの際、『液晶交流会 参加登録欄』で“ショートプレゼン希望・参加する”を選択ください。
講演の後、非公式に懇親会を予定しております。参加希望の方は、https://goo.gl/forms/XCaPlVkk4jk34aPo2よりご登録をお願いします。

5)各種討論会プログラム  

日本液晶学会討論会プログラム(全体スケジュール・口頭・ポスター発表) (2017.09.01版)
『企業セッション』 9月13日(水)15:30~17:40@みちのくホール
講演1: 液晶レンズ設計に必要かつ有効なシミュレーションと偏光測定
(シンテック株式会社 北村道夫)
講演2: LCOS-SLM を用いたワンショットレーザ微細加工装置
(santec株式会社 西立野将史)
講演3: プラスチック基板を用いた新規液晶ディスプレイ
(株式会社ジャパンディスプレイ 岡 真一郎)
講演4: Hybrid Display における高精細化と低消費電力の両立
(株式会社半導体エネルギー研究所 小沼利光)
講演5: 新規高分子安定化法を用いた高速応答ナノ相分離液晶におけるフィッシュボーンパターニング電極セルへの適応性
(DIC株式会社 藤沢 宣)
講演6: イオンコンプレックス系を活用したα型結晶含有O/Wエマルションの粘度安定性向上検討と最近のα型結晶を含む製剤の取り組みについて
(株式会社資生堂 グローバルイノベーションセンター 宇山允人)
『ミニシンポジウム』 立方対称性と内包されるねじれ
−種々の物質系に現れる光学等方な不思議な液晶超構造 分子構造とその物理的成因を議論する−
 9月15日(金)14:00~16:00@みちのくホール
【立方対称性】とは、結晶にみられるFCC, BCC, HCPに代表されるように、規則構造の空間群の中で液体に次ぐ高い対称性である。一方で液晶相としては、キュービック相やブルー相I,IIのように、一様な層状構造やらせん構造が空間的に変調された結果、上段の階層において実現される対称性としても良く知られている。立方対称性のように高い対称性を示す規則構造は、界面活性剤水溶液、ジブロック共重合体、高分子混合系においては、Gyroid構造, Diamond構造, Sponge構造といったものが普遍的に現れ古くから研究されている。
【光学等方性】 立方対称性を有する物質では、屈折率・誘電率などの2階のテンソル量は、必然的に液体状態と同じ等方性を示すため、しばしば「光学等方性」を呈すると言われるが、液体的な等方状態とは明らかに異なり、空間規則性を有する構造である。
【層のガウス曲率(Saddle-Splay)弾性とツイスト・ベンド配向弾性の結合】 ソフトマターでは、立方対称性の起源として、(層)平面のガウス曲率弾性が主要な役割を担っていると理解されている。液晶相では、さらに配向秩序が存在するため、層と配向の結合も重要な役割を担うと考えられる。「曲げ」と「捩れ」変形が結合してTB相を発現するが、ブルー相やキュービック相との関係が興味深い。
【結晶成長と層の捩れ】 一方で高分子などの球晶では、層の「捩れ」が現れることが知られているが、これは結晶成長のダイナミックな過程における立体障害によるものとされ、B4相のHNFやDC相との関係が推測される。
 本シンポジウムではこれらを議論する。
発起人:石川 謙(東工大・総務理事) 監修・司会:山本 潤(京大) パネラー:吉澤 篤(弘前大)・菊池裕嗣(九大)・西山伊佐(DIC)・齋藤一弥(筑波大)・松山明彦(九工大)・武仲能子(AIST) コメンテーター:多辺由佳(早大)・森武 洋(防衛大) ・荒木武昭(京大)・青木圭子(流体研)
ミニシンポジウムパンプレット(PDF)

6)宿泊施設について

 液晶交流会・討論会に参加されます方は、各自で宿泊先の御手配をよろしくお願いします。
 弘前の宿泊施設に関しては、以下のサイトが参考になります。
 http://www.hirosakipark.jp/hotel.html
 駅前から弘前大学行きのバスが出ていますので、駅前のホテルに宿泊されるのが便利です。9月に弘前で大きなイベントは予定されておりませんが、観光にとてもよい季節ですので駅前の便利なホテルは埋まりやすくなるかと思います。できるだけ早いご予約をお勧めします。
弘前大学⇔弘前駅城東口・懇親会場間バス運行のお知らせ
 弘前大学とJR弘前駅城東口間に学会バス(無料;1台55人乗り)を下記スケジュールで運行いたします。どうぞご利用ください。

JR弘前駅城東口発(片道10分程度)   弘前大学文京キャンパス発(片道10分程度)
9月13日(水) 9月14(木) 9月15日(金)   9月13日(水) 9月14(木) 9月15日(金)
時刻 方面 時刻 方面 時刻 方面   時刻 方面 時刻 方面 時刻 方面
8:00 弘前大学 8:00 弘前大学 8:00 弘前大学   12:40 弘前駅 12:50 弘前駅
8:30 弘前大学 8:30 弘前大学 8:30 弘前大学   17:50 弘前駅 17:25 懇親会場
16:10 弘前駅
9:00 弘前大学 9:00 弘前大学 9:00 弘前大学   18:20 弘前駅 17:55 懇親会場経由
弘前駅
16:40 弘前駅
15:00 弘前大学  
※1台での運行ですので、ご乗車できなかった場合は以下の路線バスをご利用ください。なお、弘前大学と懇親会場間は徒歩15分程度です。また、弘前駅から懇親会場へ向かう場合は、以下の100円バスを利用すると便利です。

路線バス(弘前駅ー弘前大学間)
・小栗山・狼森線 http://www.konanbus.com/1398.html
・学園町線 http://www.konanbus.com/1390.html
なお、上記の小栗山・狼森線は、懇親会場(パークホテル)も経由します。パークホテルには、上代官町バス停留所でご降車ください。
100円バス(弘前駅ーパークホテル間)注:弘前公園にも行けます
・土手町循環バス http://www.konanbus.com/coin.html


7)発表者の方へ

★口頭発表の方へ
 ・液晶学会討論会では英語での発表を推奨します。
 ・発表時の使用言語は日本語でもよろしいですが、スライド(パワーポイント)中の文章はできる限り英語での記載をお願いします。
 ・講演時間は発表15分、質疑応答5分の合計20分の予定です。
 ・当日発表はプロジェクタを用意しますので、ご自身のPCでプレゼンテーションをお願いいたします。なお接続のチェックは休憩時間などを利用してあらかじめ行っておいて下さい。

★ポスター発表者の方へ
 ・液晶学会討論会では英語での発表を推奨します。
 ・発表時の使用言語は日本語でもよろしいですが、ポスターの中に記載される文章はできる限り英語での記載をお願いします。
 ・ポスター発表は9月13日(水)に行います(時間は追ってお知らせいたします)。
 ・ポスターサイズ:H180cm × W120cmの範囲内(高さは120cm以内をお勧めします。)
 ・テープは会場(大学会館3階)に準備をしておきます。

★虹彩賞・若葉賞(新設)に申し込まれた方へ
 ・虹彩賞・若葉賞のご案内:賞審査について(PDF)
 ・虹彩賞規定 (PDF)
 ・若葉賞(学生ポスター発表賞)規定


8)その他

★懇親会  9月14日(木)18-20時(会場:弘前パークホテル


照会先: 浦山 健治(行事担当理事)
2017年日本液晶学会討論会実行委員会 ekitou2017 の後に @jlcs.jp
※発表申込に関しては発表受付番号を、参加登録に関しては参加受付番号を明記の上、ご連絡ください。

2017年日本液晶学会討論会 実行委員会
 現地実行委員長 弘前大学 吉澤 篤
 現地実行委員  弘前大学 鷺坂将伸
 日本液晶学会 行事担当理事 浦山健治