2010年 日本液晶学会 講演会

概要

米国の映画に始まった3Dのブームは、家庭にまで入り込み、今年は、各社から本格的に3Dテレビの発売が始まりました。3D元年と呼ぶにふさわしい2010年の講演会は、”3Dディスプレイが拓く新しい世界”と題し、今最もホットな立体ディスプレイの原理から要素技術、応用分野にわたるプログラムを企画いたしました。立体表示のこれまでの変遷、3Dディスプレイの視覚特性、携帯から大型TVまでの情報端末、そして究極の3Dであるホログラフィによる立体表示など多岐にわたり、それぞれの分野での第一人者の先生方にご講演いただきます。巷にあふれる3Dの講演とは一味ちがった液晶学会ならではの3Dディスプレイ講演会に奮ってご参加ください。

プログラム

10:30-11:10 「3D映像:過去・現在そして将来-技術史の視点から」

       千葉大学(キヤノン)桑山哲郎 先生

11:10-11:50 「3Dディスプレイの視覚特性とその標準化」

       ISO/TC 159国内対策委員会 上原伸一 様

11:50-12:30 「電子ホログラフィによる立体映像表示」

       情報通信研究機構 三科智之 様

12:30-13:30 昼休み

13:30-14:10 「立体視ゲームにおけるLCDの活用形態」

       バンダイナムコゲームス 石井源久 様

14:10-14:50 「医療手術用立体視顕微鏡への小型超高精細・高品位LCDの適用」

       21あおもり 液晶先端技術センター所長 若生一広 様

14:50-15:30 「液晶ポリマーを使用した3Dフィルター(Xpolについて)」

       有沢製作所  葭原義弘 様

15:30-15:50 休憩

15:50-16:30 「PDP TVの技術」

       パナソニック(株) 打土井正孝 様

16:30-17:10 「ソニーの創り出す3D World」

       ソニー(株) 中畑祐治 様

17:10-17:50 「シャープの3D液晶ディスプレイ技術」

       シャープ(株) 山田祐一郎 様
17:15 パネルディスカッション