2009年 日本液晶学会 講演会

テーマ:『フレキシブルディスプレイの将来』

軽量で可搬性に富むフレキシブルディスプレイは、有線、無線による情報通信のインフラが整いつつある現代、その情報をすぐに表示し、活用できるディスプレイの形態として注目されています。今年の講演会では、液晶、有機ELについで実用化が期待される有機半導体を用いたフレキシブルディスプレイを取り上げ、有機TFTの設計から製造プロセスまでの最先端の話題をそれぞれのご専門の先生方にご紹介いただきます。今年度は大幅に参加費も見直しました。多くの皆様にご参加いただけるようお待ちしております。

プログラム

10:30~11:30 「TRADIMの研究活動と成果

     副題:フィルム基板ディスプレイ用ロール部材及び関連技術について」

       TRADIM 部長研究員 江口 敏正 様

11:30~12:00 「光配向を利用したロールツーロール方式広帯域円偏光板の作製技術」

       TRADIM主任研究員 秋山 英也 様

12:00~13:20 昼休み

13:20~14:20 「有機TFTの高性能化とフレキシブルディスプレイへの応用」

       NHK放送技術研究所 時任 静士 様

14:20~15:20 「高性能有機FETを与える有機半導体の分子設計」

       東京工業大学大学院 総合理工学研究科 山下 敬郎 先生

15:20~15:30 休憩

15:30~16:30 「印刷形成有機TFTによる電子ペーパーの駆動」

       大日本印刷(株) 研究開発センター有機デバイス研究所所長 前田 博己 様

16:30~17:30 「新しい有機半導体材料としての液晶の魅力」

       東京工業大学大学院 像情報工学研究施設 半那 純一 先生