このフォーラムの Keywords :

ディスプレイ、配向技術、電気光学、分子材料、反射型液晶、TNLCD、STNLCD、TFTLCD、FLCD、AFLCD

 

 液晶ディスプレイ研究フォーラム運営委員 ←click

 

 液晶ディスプレイ研究フォーラムでは、ディスプレイ素子への応用を念頭に置いて、すべての液晶関連技術についての最新の技術情報交換を行うと共に、その技術の基本的な理解のためのより深い議論の場を提供し、液晶ディスプレイ分野のさらなる発展を目指します。特に、異なる専門分野をもつ研究者がよりフランクな立場で意見交換を行うことにより、新しい発想に基づいた液晶ディスプレイの芽を生み出したいと考えております。

 

 本研究フォーラムにおいては、それぞれの研究分野の専門家を招いた技術勉強会を開催し、その分野のより深い理解を促すと共に、異なる分野の研究者が一つの問題について議論し合う技術討論会を開催します。

 

◆日本液晶学会・液晶ディスプレイ研究フォーラム講演会◆

 次回以降の研究会についてのお知らせ 



「これからのディスプレイ、光デバイスを創る光学技術」



2016年 液晶ディスプレイ研究フォーラム/液晶フォトニクス・光デバイスフォーラム合同講演会

日時:2016年3月10日(木) 13:00-18:00 (受付開始 12:30)
場所:東陽テクニカ 本社8階第1会議室(東京駅・八重洲北口から徒歩5分)
地図:http://www.toyo.co.jp/company/access.html


 液晶ディスプレイはテレビ、パソコン、携帯電話など、現代の生活に欠かせない様々な機器において、広く使われています。近年は有機EL等、他方式のディスプレイもその用途を拡大しているものの、当面は液晶がディスプレイの主流であり続ける、とみられています。
 しかしながら、液晶は技術進歩が鈍化し、これまで液晶の弱みとされてきた課題のいくつかがまだ十分に解決できていない一方で、表示デバイスとしての既存の価値の軸において市場は飽和に近づき、産業として成熟期を迎えていく、とも言われています。
 そのような状況において、新しい発想の技術との融合により、これまで液晶ディスプレイの弱みとされてきた部分を根本解決する、技術的なブレークスルーを起こすことや、さらには既存のディスプレイの枠組みに捉われず、液晶技術の強みを生かした新しいアプリケーションの開拓を進めていくことも必要です。
 
 今回は、液晶ディスプレイに関する最近の技術動向を読み解きながら、既存のディスプレイを超えた光学技術の観点からも液晶を見つめ直すことで、新しいアイディアの創出に繋げたい、との思いから講演会を企画しました。液晶ディスプレイ、光学デバイスの各分野からの参加者が、新たな価値創造につながるディスプレイ/光デバイスのための光学技術を学び、多様な視点から今後の展望を議論する場となれば幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。
 
   <プログラム(敬称略)>

12:30 受付開始
13:00 開会挨拶

13:05-13:50 「IPS-LCDの電気光学特性」
         小村真一 (ジャパンディスプレイ)
13:50-14:35 「TN液晶広視野角化のための技術動向」
         佐藤孝 (シャープ)
14:35-15:20 「ポリマーの複屈折消去・制御とディスプレイ用光学フィルムへの応用」
         多加谷明広 (慶應義塾大学)
(休憩)
15:40-16:25 「量子ロッドの配向とディスプレイへの応用」
         長谷川雅樹 (メルク)
16:25-17:10 「フォトリフラクティブ強誘電性液晶ブレンドにおける光増幅」
         佐々木健夫 (東京理科大学)
17:10-17:55 「金属微粒子のランダム分散構造メタマテリアルによる光制御」
         納谷昌之 (富士フイルム)

17:55 閉会挨拶
18:00-20:00 懇親会
**************************************************************

申込み期限:2016年2月26日(金)


参加費(当日受付でお支払いください)
 正会員 :\3,000
 賛助会員:\3,000
 非会員 :\5,000
 学生  :無料 (予稿集を希望される場合 \500)

 懇親会:\3,000

参加ご希望の方は以下のフォームにご記入の上、
tomikawa.naoki@exc.epson.co.jp (講演会受付アドレス)
までお送りください。

=====申込みフォーム===========================
1. ご所属
2. お名前
3. 会員種別 正会員/賛助会員/非会員/学生
4. (学生の方は) 予稿集 要/不要
5. 懇親会 ご出席/ご欠席
==============================================
※申込み期限:2016年2月26日(金)


日本液晶学会賛助会員一覧は、こちらからご覧いただけます。
http://jlcs.jp/about/overview/patronage

問い合わせ先:
セイコーエプソン株式会社 ビジュアルプロダクツ事業部
VP要素開発部  富川 直樹
tomikawa.naoki@exc.epson.co.jp

 


 過去の研究会テーマ

・1998年

LCDがCRTモニター市場に食い込むには?動画表示の観点から (日本化学会館)

・2000年

ILCCサテライトミーティング:低電力フラットパネルディスプレイ(コクヨホール)

 

液晶フォトニクスF合同講演会:導電性液晶の基礎と応用・液晶ディスプレイの広視野角技術(都立大学国際交流会館)

・2001年

液晶ディスプレイの新展開を探る (鉄道弘済会館) 

 

液晶ディスプレイと地域産業振興 (青森グランドホテル)

・2002年

液晶化学・材料F合同講演会:有機EL・半導体デバイスをにらんだ液晶材料・ディスプレイ研究の新展開 (日本科学未来館)

・2003年

液晶ディスプレイの最新情報 ‐ 動画時代を迎えて (アスト津3階アストホール)

・2004年

液晶ディスプレイ研究再入門 (工学院大学 新宿校舎)

・2005年

さらなるLCDの性能向上と発展のための勉強会:LCDの基礎からその評価まで (東陽テクニカ本社)

・2006年

液晶ディスプレイの周辺技術 (東陽テクニカ本社)

 

全合同フォーラム: 液晶の萌芽的・横断的なテーマの発掘・開拓を求めて (大日本インキ化学工業 大会議室)
・2007年 液晶ディスプレイの画質向上技術 (東陽テクニカ本社)
・2008年 合同フォーラム「次世代の液晶 ブレークスルーのきざし」(東陽テクニカ本社)
・2009年 未来を拓く高臨場感ディスプレイ(東陽テクニカ本社)
・2010年 改めて見直す液晶技術、さらにその先へ(東陽テクニカ本社)
・2012年  液晶ディスプレイの高信頼性技術(東陽テクニカ本社)

      

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