設立趣旨
 Formuの語源を遡るとローマ時代の討論広場に行き着くそうです。ローマ市民がお互いに討論を交わす場所がもともとのForumの意味だそうです。

 分子配向エレクトロニクスフォーラムは、「発展の著しい有機半導体と液晶科学の境界領域を積極的に開拓し、液晶研究の裾野と応用分野を大きく拡張すること」を目的として、液晶学会の6番目のフォーラムとして2年ほど前に発足いたしました。そして、発足以来、毎年2回の講演会を通して、この境界領域に興味をお持ちの方々に情報を提供してまいりました。フォーラム活動も3年目に入り、今年はForumという言葉の起源に少しばかり忠実に、Forumに集う方々の、相互の、より深い、情報交換の場を提供出来たらと考えております。これまでの講演会中心の活動とは少しばかりスタイルが変化しますが、発足時の目標はしっかりと保って、学会の会員の皆様のプラスになる場を提供していきたく存じております。どうぞ、会員の皆様の積極的なご参加をお待ちしております。

              2007年度フォーラム主査 石川 謙(東工大)

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