設立までの歩み

年会の開催について

毎年、秋に行われてきた液晶討論会は、今年で23回を数えます。発表論文数200、参加者600人を超える、日本の液晶研究における最大・最高の発表の場なっています。液晶討論会は、来年度(第24回)から、日本液晶学会主催のもと、『日本液晶学会討論会』として更なる発展を目指します。例えば、これまでの特別講演と一般講演に加えて、より充実した討論ができるよう、ポスターセッションの導入も検討しています。
なお、今年の液晶討論会では、日本液晶学会の「設立総会」「学会設立記念講演」も同時に開催されます。日本の液晶研究の大きな節目となる、97年の液晶討論会にぜひご参加ください。


シンポジウム、サマースクール、テーマ講演会について

日本液晶学会では、液晶研究に関わる最先端のテーマをとりあげて、年1回の「総合講演会(シンポジウム)」を開催します。このシンポジウムは、特別講演、依頼講演、パネルディスカッションで構成し、液晶研究の再重点テーマについて集中的に議論します。
また、より専門的な特定テーマについての議論を深めるため、研究フォーラムが企画・運営する「テーマ講演会」を年数回のスケジュールで開催します。
さらに、毎年夏には、大学院生や若手企業研究者を対象に、液晶の「基礎」から「応用」までを系統的に勉強する2泊3日のサマースクールを実施します。このサマースクールは、液晶研究という学際領域を、総合的かつ系統的に学習する絶好の機会となります。ぜひ若い研究者の皆様の参加をお勧めします。

学会誌”液晶”について



学会誌「液晶」を季刊で発行します。英語のタイトルも “EKISHO”とし、この言葉を国際語として定着させたいと考えています。
「液晶」の編集方針は、2つの大きな柱からなっています。その第一は、液晶研究の発展をうながす質の高い学術記事を「総説」「解説」として掲載することにあります。「総説」では、大きな研究領域を対象に、現在の研究状況から将来展望までをわかりやすく鳥瞰します(8-10ページ)。また「解説」では、より焦点をしぼったトピックスについて、第一線の液晶研究者が最新の研究動向を解説します(4-6ページ)。
さらに「液晶」は情報ソースとしても充実した内容をもちます。日本液晶学会からの報告・案内をはじめ、国内外の学会開催案内などを満載してお届けします。
A4版、100ページ-専門書一冊に相当するボリュームの学会誌です。今年中に入会手続きをされた方には、創刊号を無償で配付します。添付の入会申込ハガキにより、早目にお申し込みください。


-創刊号の内容-
巻頭言	    岡野 光治
総説
・表示用ネマティック液晶化合物の発展の概要
  犬飼 孝ほか (チッソ)
・光伝導性液晶材料-新しい有機電子材料の可能性
  半那 純一 (東工大)
・液晶ディスプレイの開発動向
  松浦 昌孝 (シャープ)
解説
・ディスコティックネマティック相の塗布薄膜とその光学材料への応用
  河田 憲  ほか (富士写真フィルム)
・繊維状タンパク質超分子の液晶化と高配向度化-バクテリアべん毛繊維の液晶化
  山下 一郎  ほか (松下国際研)
日本液晶学会設立案内、学会報告、会議予定
お祝いの言葉
 S. Chandrasekar
 P. G. de Gennes
 J. W. Doane
 A. Fukuda
 G. W. Gray
 W. Howard
 M. M. Labes
 G. R. Luckhurst
(計約100ページ)

第2号 (Vol.2, No.1) の内容 巻頭言 年頭のあいさつ      初代会長 総説 ・液晶空間光変調器と光情報処理    福島誠治 (NTT) ・Charge Transport in Discotic Liquid Crystalline  Materials Studied by Pulse-Radiolysis Time-  Resolved Microwave Conductivity (PR-TRMC)  J. Warman ほか 解説 ・反射型カラー液晶表示素子    内田龍男 (東北大学) ・高分子-液晶界面の大規模シミュレーション        上原正光ほか (セイコーエプソン) ・高分子と液晶 ーその接点から生まれたアキラル 強誘電性液晶ー       渡辺順次 (東京工業大学) ・金属錯体液晶   宮島直美 (北海道大学) 各研究フォーラムから 学会報告 会議予定                    (発行予定:1998年1月)
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