2007年 日本液晶学会 講演会

「液晶研究ロードマップ」ー過去・現在・未来ー

日本液晶学会は本年9月で設立10周年を迎えます。この10年の間に、日本の液晶研究を取り巻く状況は、応用・基礎の両面とも大きく変動致しました。液晶学会の10周年記念号では、これまでの10年に主眼をおいて、各分野のレビューを行っておりますが、今年度の液晶講演会においては、これからの液晶研究の方向性を探るべく、現時点で未解決のこと、これからの発展が期待できること、そして、これからの液晶を取り巻く状況などについての講演を揃えることといたしました。 皆様のご参加をお待ちしております。

プログラム

「分子シミュレーションの発展と液晶研究への展開」

     米谷 慎(産総研)

「光応答性液晶:最近の進展」

     池田 富樹(東工大)

「ソフトマテリアルのTHz分光測定」 

     山本 晃司(阪大)

「アイデアが組み込まれた分子が創り出す秩序と揺らぎ」

     吉澤 篤(弘前大)

「反強誘電副次相を巡って -分かったことと未解決のこと-」

     福田 敦夫(ダブリン大)

「液晶ディスプレイ:最近の進展」 

     内田 龍男(東北大)

「フラットパネルディスプレイの今後」

     濱本 賢一(野村総研)